

「医学部に行くと バイト 等の大学生らしい生活が送れないかも…」
「どんなバイトをどれぐらいの頻度でしているんだろう・・・?」
「どんな私生活なのか不安・・・」
こういったお悩みを持つ高校生やその親御さんでも、
この記事を読むことで最近の医学部生のバイト事情を知ることができます。
当記事では、
「バイトをしている医学部生の割合」や「バイトの頻度」、「どんなバイトをしているか」を中心にお伝えしていきます。
また、僕自身が現役の医学生なので
今の医学部生のリアルをお伝えすることができます。
・バイトは飲食店のホールや家庭教師
・部活はゴルフ部に所属
・現役の医学生だからこそ、より最新の医学部事情をお伝えします!
医学部生には バイト する余裕がある?

一般的に医学部は、
「勉強量が多く忙しくて遊べない」や「忙しくてバイトなんかできない」といったイメージを持たれることも少なくないようです。
先に結論から言うと、
『医学部は意外と暇』です。
ただ、忙しさの度合いは
「国公立か私立か」や、「学年」によっても違います。
国公立大学と私立大学とでどう違う?
国公立の学費が約350万円なのに対して、私立の学費は3000万円以上であることも多くその差はなんと約10倍にもなります。
加えて留年するラインも私立の方が遙かに高いため、
留年率が高いことも私立の特徴です。
当然その分、私立大学の方が授業や実習が多かったりテストも多いため
国公立よりも私立の方が忙しいです。
ただ、そんな私立に僕が実際に通ってみて思ったことは
「私立でも自由な時間が多い」ということです。
もちろん、大学によって差はありますが
バイトや部活、趣味、友人や恋人との時間など
一般的な大学生に近いぐらいの時間があります。
(具体的にどれぐらいの時間があるのかは下ページで解説しています。)
学年によってどう違う?

医学部は卒業するまでに6年間あり、その間に節目となるテストが2回あります。
ひとつ目が4年生で受ける「CBT・OSCE」で、
もうひとつが「医師国家試験」です。
当然、大事なテストで落ちてしまうと留年になるわけですから 4年生と6年生が勉強で忙しいのは言うまでもないでしょう。
各学年をざっくり説明すると、
教養科目(高校の生物分野を少し発展させた内容であったり、数学や物理、医学英語など)を習います。
2年生では、
実習が多く、組織学実習(顕微鏡で組織を観察しスケッチする実習)や、解剖実習(人のご遺体を解剖する実習)が比較的しんどいとされています。
3年生では、
本格的な医学が始まり、外科・内科・眼科・・・といった括りの勉強になるのでやっと医学部生らしい授業になります。
4年生では、
前述したとおり「CBT・OSCE」という大事なテストがあるため、今まで勉強をサボっていた人は4年生で勉強に追われることになります。
5年生では、
基本的に1年間、病院実習をします。回る科によっては午前中で終わったりしてと楽な日もあります。ただ、卒業後どの病院で研修を受けるのかを徐々に決めていく学年でもあり、病院に見学に行ったりすることも多い学年です。
6年生では、
前述した「医師国家試験」の他にも「卒業試験」があり、6年間で一番勉強しないといけない学年になります。
実際どれぐらいの時間に余裕がある?
僕の通っている大学(私立)では、
9:00~17:00(15:30)で授業があることがほとんどです。
毎日1限から授業があるのはしんどいです泣。
基本的には17:00(15:30)以降自由で部活が人によっては週に3回程あります。
テストの頻度は、全くない月もあれば1個だけある月、4個ある月など様々です。
ですが一概には言えませんが、
普段のテストは一週間前からはじめれば十分なので、 オンオフのメリハリさえつけれればしっかりと自由な時間を確保できます。
(※大学によってある程度の差はあります。)
また、授業中にテスト勉強をしてテスト前の勉強は軽めで済ます効率的な時間の使い方をしている人がいたり、授業中はYouTubeなどを見て遊びの時間に使っている人(大半はこっちです笑)がいたりと様々なので、 授業中の時間をどう使うかによっても変わります。 (※1~3年生の場合)
僕の大学では学生証を機械にかざすだけで出席扱いになるので、友達に出席を任せて外に遊びに行ったりバイトに行ったりする人もいます。汗
ちなみに、
春休みは2ヶ月、夏休みは1ヶ月弱、冬休みは2週間ほどと
長期休暇は少し短めです。(国公立はもう少し長いです)
バイト している医学部生の割合は?

少しデータは古いですが、2021 年4月1日、全日本医学生自治会連合が1374人の医学生を対象にアルバイトをしている医学生の割合を調査した結果を公表しました。
アルバイトについては、「アルバイトをしている」48.8%、「アルバイトをしていない」50.4%となり、 アルバイト実施の有無はほぼ半数ずつに分かれました。
【完成版】「医学生の声を届ける!コロナ時代の意識と生活の実態調査」最終報告書.pdf (igakuren.jp)
この結果から
医学生全体の約半数はバイトをしていることが分かります。
ただ、僕の周りの今の医学生では7割近くがバイトをしている印象です。
3割ぐらいがバイトをしていないことになりますが、
そのうちの2割は親が厳しくてバイトを禁止されている、あるいは家が裕福でバイトをしなくても良い程のお小遣いをもらっている人で、勉強についていけなくてバイトをしている余裕なんてない!という人はおそらく1割以下のように思います。
ただ、4年生のCBT前であったり5年生・6年生は、勉強が今までよりも忙しいのでバイトをやめる人も多いです。
ですが、6年生の医師国家試験前にも関わらずバイトをしているという人もいますので、特に高学年になったときに両立できるかは個人の裁量によるでしょう。
バイト の頻度は?

バイトの頻度も人によって様々ですが、
週2回が1番多くその次に週に1回の人が多い印象です。
僕の場合はイタリアンのホールをしていましたが、
そこでのバイトは週◯回以上勤務という規則がなかったため、月に2回ぐらいのゆる〜いペースでやっていました。
友達で部活が週3回なのに、
残りの週4日をバイトに当てているという猛者もいます。笑
ただ、バイトに応募する際に注意しなければならないのは、
『テスト前に休めるバイトかどうか』ということです。
正直、普段から勉強している1~3年の医学生はそこまで多くないです。
しかし、その分テスト前になるとそういった人達もガッツリと勉強をしてテストに臨みます。 テスト前に休めないバイトに応募してしまうと、勉強に支障をきたす可能性があります。
バイトを選ぶ際はテスト前に休めるバイトを選びましょう!
どんな バイト をしている?

医学生がしているバイトが多いものから順にランキングを付けてみました。
1位 家庭教師・塾講師・チューター系
医学生は比較的高時給で雇ってくれる所も多く、
例えば家庭教師だと、時給が2000円~時給10000円と案件によって幅広いですがかなり時給が良いバイトです。
そのため、僕の周りでも家庭教師や塾講師、チューターをしている人が圧倒的に多くバイトをしているほとんどの医学生がこうしたバイトをした経験があると言っても過言ではありません。
2位 飲食系(ホールスタッフ)
チェーン店やホテルのレストランで働いていたり、カフェで働いています。
人によってはバーで働いてる人も。
小学校・中学校・高校と勉強中心の日々だった医学生も少なくなく、
その反動で勉強とは関係のないバイトをしたい医学生も多いです。
実際に僕も、今まで嫌というほど受験勉強をしてきて勉強に嫌気が差したのと、 新しい世界を見て色々な経験を積みコミュニケーション能力を高めたい気持ちが強く応募しました。
3位 その他 (結婚式・イベント・カラオケ・映画館など)
家庭教師や飲食系でバイトがほぼ大半を占めますが、
他にも結婚式のバイトであったりカラオケ、映画館スタッフ、イベントスタッフとしてバイトしている人もいます。
飲食系のバイトと同様、
人とコミュニケーションをとるお仕事なのでとても良い経験になります。
例えば結婚式場でのバイトは、
礼儀作法を厳しく指導されるので社会勉強になります。
お金ではなく経験としてバイトをしたいと考えている医学生は飲食系やこうした接客バイトをしていることが多いです。
掛け持ちをしている人も!
掛け持ちしている人も一定数います。
バイトの種類によっては掛け持ちも十分可能でしょう。
ただし、必要以上のバイトは貴重な学生生活を無駄にしてしまうだけなので 勉強や遊びと両立できるようバイトを過度にしすぎないことも大切です。
(例2) 飲食系で週2、3回働いていて、 予定が何もない休日に単発バイトを入れている。
医学部生におすすめのバイトは?

医学生におすすめのバイトは、
ズバリ『医療とは関係ない分野の接客業』です。
医学生や医師の世界は非常にコミュニティーが狭く、閉鎖的になりがちです。
20歳前後から医学のことばかりの毎日になるわけですから仕方がないことです。
そのため、他職種の人がどういった働き方をしているかなどを知る機会がなく
視野が狭くなりがちです。
また、医師は患者の立場になって治療をできるような『対人スキル』が求められます。
なので、『医療とは関係ない分野の接客業』がおすすめです。
接客業では実際にお客さんと接することで、
言葉遣いや礼儀・相手が求めていることを汲み取る『対人スキル』を身につけることができるからです。
例えば、
飲食店のホールだったり結婚式、イベントスタッフなどが 個人的におすすめです。
『単発バイト』も医学生特におすすめです。
単発バイトとは、 自分が指定した日のみ働くことが可能な一日単位のバイトのことです。
医学生は、
「テストが不定期にあるからなかなかバイトに応募しにくい…」と悩みがちです。
通常バイトに応募して採用が決まると3ヶ月以上働かないといけなかったりもしますが、単発バイトは指定した日のみの勤務なので自分の予定に合わせた働き方が可能です。
僕がおすすめのマッハバイトでは、
そうした『単発バイト』が、他の求人サイトよりも圧倒的に多く掲載されています。
また『医療とは関係ない分野の接客業』も数多く掲載されています。
僕はこのマッハバイトからイタリアンのホールに応募したり、引っ越しや仕分けの単発バイトに応募しました。
掲載されている職種ですが、具体的には
・配送や物流系(配達や入出荷業務、仕分けなど)
・軽作業や製造系(工事、警備、清掃、工場など)
・販売やファッション系(コンビニ、量販店、アパレル販売)
・エンターテイメント系(映画館、カラオケ、イベントなど)
・オフィス系(営業、電話、事務)
・教育系(塾、家庭教師、インストラクター)
・施設サービス系(駅、ホテル、結婚式場、ジム)
・ビューティー系(エステ、美容師)
・ナイトワーク系(クラブ、ホスト、キャバクラ)
・デジタルクリエイティブ系(Web、システム関連)
・医療福祉系(医療施設、介護)
・マスコミ系(撮影、取材、モデル)
と様々です。
まだバイトをするのがこれからだったり、探し中の方はこちらから探してみてください。あなたにピッタリのバイトが見つかるはずです。
医学部生の バイト 事情まとめ
この記事では医学部生のバイト事情に焦点を当ててお伝えしました。
「勉強量が多く忙しくて遊べない」「忙しくてバイトなんかできない」という世間一般的なイメージとは異なり、意外と自由な時間も多いように思います。
医学部に入っても、大学生らしい貴重な時間はたくさんあるので 医学部生活に対してそこまで不安に感じる必要はないですよ。
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