
「今まであやふやな敬語でやり過ごしてきたから、社会に出たときに心配・・・」
「敬語が全然スラスラ出てこない・・・」
「頻出の敬語の例文 一覧 があったらいいのに…」といった悩みを持つ、バイトを始めたばかりの大学生や新社会人は少なくないと思います。
実際に僕も「です・ます」といった丁寧語だけでやり過ごしてたので、お客さんや上司に対して正しい敬語が使えず苦労していました。
ですが、一度例文をインプットして積極的に使っていくことで誰でも正しい敬語をスラスラと使えるようになります。
スラスラ敬語を話せるようになり社会人としてのマナーを身につけることで、ビジネスにおいて円滑な人間関係を構築できます。
また、正しく敬語を使えている人もそれほど多くないので、習得すれば周りと差がつきより高い評価が得られるでしょう。
この記事では、ビジネスシーンで使う場面の多い言葉を言い換えて一覧にすることで丸暗記しやすいようになっています。
敬語はとりあえず丸暗記して使い慣れていくことで上達します。
是非この記事で紹介する敬語言い換え一覧を丸暗記し、敬語を習得して下さい!
電話対応のシーン 一覧
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①×「もしもし〜」→◎「お世話になっております。○○でございます。」
ビジネスシーンでは、「もしもし」を使いません。
自分から電話をかけた場合は「お世話になっております。○○でございます。」を使い、 電話を受ける場合は「お電話ありがとうございます。○○でございます。」を使いましょう。 朝の場合は「おはようございます。」を入れる良いです。
②×「○○さんはいますか?」→◎「□□と申します。○○さんはいらっしゃいますか?」
いきなり自分の聞きたい要件を言うのはNG行為。必ず自分が何者であるのかを伝えてから要件を伝えるようにすることが大切です。もし、電話の相手が初めましての人の場合は「〜と申します。」を、面識がある場合は「〜です。〜でございます。」を使いましょう。
③×「今いないです」→◎「ただいま席を外しております」
席を外して、いない場合は「〇〇が戻りましたら、こちらから折り返しお電話させていただきましょうか?」とこちらから電話することを提案するとより良い電話対応になります。
④×「待っててください」→◎「確認して参りますので、少々お待ちください」 単に「お待ちください」だけではなく、「確認して参りますので」をつけることでより丁寧な言い回しになります。しっかりとインプットして、この例文が自然と出てくるよう経験値を積んでいきましょう。
⑤×「なんとおっしゃいましたか?」→◎「申し訳ありません。もう一度お聞きしてもよろしいでしょうか?」
どうしても電話だと、相手の口元の動きがわかりづらかったり接続が悪かったりすると聞こえづらいことがしばしばあります。覚えておくととても役に立つテンプレートですので、是非使えるようにしてみて下さい。
⑥×「伝えてもらえますか?」→◎「お伝え頂ければ幸いです」
「伝えておく(依頼する側)」は「お伝え頂ければ幸いです」に言い換えましょう。
⑦×「○○に伝えておきます」→◎「○○に~するよう申し伝えます」
「伝えておく(依頼された側)」は「申し伝える」に言い換えましょう。
⑧×「すみませんが、~でしょうか?」→◎「恐れ入りますが、~でしょうか?」
:1⃣ 感謝や謙遜(恐縮)の意味
相手に褒めてもらった時や、何かしてもらったときに使います。
(例)「昨日のプレゼン最高だったよ!」→「恐れ入ります」
(例)(お客さんにお皿を取ってもらって)→「恐れ入ります」
: 2⃣ 迷惑をかけて申し訳ないの意味・お願いの意味
(例)「恐れ入りますが、もう一度お聞かせいただけますか?」
⑨×「できません」→◎「いたしかねます、お断りします」
⑩×「今忙しいです」→◎「ただいま手が離せません」
「今」は「ただいま」に、「忙しい」は「手が離せません」に言い換えましょう。
⑪×「(夜の電話)こんばんは」→◎「夜分に恐れ入ります」
基本的に夜の20時以降に連絡するのはあまり良いとされていません。
ですが、どうしてもその日中に伝えておかなければならない場合は、「夜分に恐れ入ります」と断りを入れましょう。
また、もっと夜遅い(22時以降)場合は「夜分遅くに恐れ入ります」と断りを入れておきましょう。
電話のはじめだけでなく、電話を切る時も同様に 自分の名前を名乗ってから切ることを意識しましょう。最後にも名前を言うことで、その電話の責任が誰にあるのかを電話の相手は再度確認できますし、その後の電話で名指しもしやすいからです。
(例)「わたくし○○が承りました。失礼いたします。」
ある程度の時間、電話で話したい場合、
相手が今、話をする時間があるのかを確認しましょう!
相手の携帯電話に直接かける場合にも、確認することが必須です。
(例)「~の件なのですが、、」→「今、お時間よろしいでしょうか?」
上司とのシーン 一覧

①×「分かりました」→◎「承知しました、かしこまりました」
よく使う言葉なので、必ず習得しましょう。
「了解です」や「OKです」などはNG。「了解です」は自分と対等の人または自分よりも身分が下の人に対して使う言葉なのでいつもの癖で使ってしまわないよう気をつけましょう。
・「見ましたか?」→「ご覧(お目通し)いただけましたでしょうか」
・「読ませてもらいました」→「拝読いたしました」
・「行きます」→「伺います・参ります」
・「行ってらっしゃい」→「行ってらっしゃいませ」
・「一緒に行きます」→「同行させていただきます・お供いたします」
・「(帰社して)ただいまです」→「ただいま戻りました」
・「お久しぶりです」→「ご無沙汰しております」
・「OKです」→「問題ありません」
・「知ってます」→「存じ上げております」
② ×「(忠告を受けたとき)わかりました。」→◎「ご指導いただきありがとうございます。」
上司などから叱られたり忠告やアドバイスを受けた際、「申し訳ありません」と常に謝ってばかりだと後ろ向きなイメージを抱かせてしまいます。そのため、忠告をしてくれたことに対して感謝の気持ちや前向きな発言をすることが大切です。
③×「教えてください」→◎「お聞かせください・ご教授ください・ご指導ください」
④×「送らさせていただきます」→◎「お送りいたします」
「送らさせていただきます」は、「さ入れ言葉」で日本語の文法的に誤っているのでNGです。「さ」を抜いた「送らせていただきます」は文法的にも正しい敬語となりますが、「お送りいたします」の方がより丁寧な言葉になります。
⑤「会ったことがあります」→「お目にかかりました、お会いしました」
初めて会う人(特に上司や取引先の人)には、必ず自分から先に挨拶し自分の名前を名乗ることがマナーです。
(例)(相手よりも先に)「はじめまして。○○と申します。よろしくお願いいたします。」
⑥「よろしかったでしょうか?」→「よろしいでしょうか?」
「よろしかったでしょうか」というのは場面にはよりますが、そのほとんどが
バイト言葉で誤った日本語です。「よろしいでしょうか?」は相手の判断を確認し、相手側に配慮した言葉である一方で、「よろしかったでしょうか」は自分の認識が間違ってないか?と自分自身が確認する意味です。
⑦「あちらで聞いて下さい」→「あちらでお尋ね下さい・お聞き下さい」
⑧「ご返信ください」→「ご返信いただければ幸いです」
「ご返信ください」だと返信することを強制する意味合いになってしまい、敬語で話しているつもりでも失礼になってしまいます。なので「ご返信いただけると幸いです」が適切となります。
二重敬語はそもそも日本語として誤っており、かつ丁寧すぎて逆にマイナスなイメージを相手に与え、失礼になるので避けないといけません。
ですが、うっかり二重敬語を使ってしまうことも多いので、ここではその代表例をご紹介します。
(例)「拝見させていただきました」→「拝見いたしました」
(例)「お越しになられますか?」→「お越しになりますか?」
(例)「おっしゃられておりました」→「社長がおっしゃっていました」
取引先とのシーン 一覧
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①「座って下さい」→「おかけ下さい」
②「〇〇を呼んできます」→「〇〇を呼んで参ります」
1⃣「我々の」→「わたくしども、弊社の」
2⃣「そちら様の会社」→「御社、貴社」
口頭の場合は「御社」、文章の場合は「貴社」とすることが多いです。
③「急にすみません。」→「突然お邪魔いたしまして、申し訳ございません。」
④「忙しいのにすみません。」→「お忙しいところお手数おかけしました。」
お手数おかけしましたの他にも「ご迷惑をおかけしました。」なども使えます。
⑤ 「来て下さい」→「お越し下さい・いらしてください」
1⃣「無理です。」→「ご要望にはお応えいたしかねます。」
2⃣「結構です。」→「お気持ちだけいただきます。」
相手が無理難題な要求をしてきたときは「ご要望にはお応えいたしかねます。」を使います。相手から物などを貰う場面で断りたいときには「結構です。」よりも「お気持ちだけいただきます。」の方が相手に不快な気持ちを与えず断ることができます。
⑥「さようなら」→「お先に失礼いたします」
バイトや部活などで「お疲れ様です」という言葉を使う方もいらっしゃるかと思いますが、「お疲れ様です」はねぎらいの意味を持ち目上の人が目下の人に言う言葉なので適切ではありません。
「させていただく」は、相手に許可を得ている状況にのみ使えます。
◎「一週間以内に連絡が無い場合、処分させていただきます。」
×「販売を取りやめさせていただきました。」(取りやめました。が正しい)
敬語・尊敬語・謙譲語・丁寧語の違い
敬語は全部で3種類で、尊敬語・謙譲語・丁寧語があります。
尊敬語は主語が相手にあり相手を敬うための言葉です。
一方で謙譲語は主語が自分にあり、自分がへりくだり相手を立てるための言葉です。丁寧語は誰にでも使え、丁寧に伝えるための言葉です。
(例)『行く』
尊敬語:「(相手が)いらっしゃる、おいでになる」
謙譲語:「(自分が)伺う、参る」
丁寧語:「行きます」
ビジネスで使える敬語まとめ
この記事では特にビジネスシーンでよく使う敬語を中心に言い換え方式でお伝えしました。是非、ご紹介した敬語例文一覧を丸暗記して、正しい敬語をマスターしましょう!
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